【シンガポール就職】転職エージェント利用の流れ(登録、面談そして求人情報の紹介)

前記事でシンガポールでの求人の探し方を書きましたが、私は日系転職エージェントを利用して転職先を探しました

【シンガポール就職】就労ビザ、就職事情、求人の探し方などのまとめ

2017年12月8日

実際の経験から、シンガポールでの転職エージェントを利用して求人情報をもらうまでの流れをまとめました。

ちなみに、転職時に利用する会社のことを日本語ではよく転職エージェントといいますがエージェント(agent)は「個人」を、エージェンシー(agency)が「会社」を意味するようです。
なので正確には転職エージェンシーですね。

転職エージェント利用の流れ

Webサイトから転職エージェントへ登録

求人情報の紹介を受けるために、まずは転職エージェントへ登録をします。

シンガポールの日系転職エージェントは、「お役立ちオシゴトサーチ」にリンクがありますので、そこから各社のWebサイトへ行けます。

どのエージェントも各社のWeb上から登録が行え、登録時には個人情報やいくつかの書類のアップロードが必要になります。
必要書類としては、下記3つを準備しておけば大丈夫でした!

 ・履歴書(日本語)
 ・職務経歴書(日本語)
 ・履歴書(英語)

日本語の履歴書、職務経歴書は時間をかければなんとか作成できると思いますが、問題なのは英語版の履歴書ですよね。。

私の場合は、自分の書きやすいフォーマットをWebから探してきて、Web上の参考例を見ながら作成し、セブに英語留学している時に添削をしてもらいました。

お勧め!
転職エージェントは持っている求人情報が異なるので、できるだけ多くのエージェントに登録するのがお勧めです。
私の場合は就職先がなかなか決まらずにいたので、どんどん増えていき最終的に7社に登録しましたが、最初から多くのエージェントに登録しておけば良かったと思っています。
 

ちなみに転職エージェントは、個人でやっている所と業界毎に担当社を置く規模の大きな所がありますが、どちらにもメリット、デメリットがあるように感じました。

【個人】
・ニッチな職には詳しくない
・担当者は1人なので、求人の希望を正確に把握してもらえる

【複数】
・専門にしている業界は、多少詳しい
・担当者間の連携がうまくできてなさそう

結論としては、転職エージェントの規模にかかわらず出来る限り登録する!でいいと思います。

転職エージェントとの面談

Webサイトより登録を行うと、当日もしくは翌日には転職エージェントより「経歴や希望の職について聞きたいので面談したい」と連絡があります。

私の場合、登録した7社のうち、2社はSkype、5社は直接の面談しました。

面談時に2社からは卒業証明書(英語)証明写真を持ってきてほしいとのことを言われました。
シンガポールでは学歴詐称があるので、企業から卒業証明書の提示を求められることもあるとのこと…

面談の時間は大体1時間~2時間になり、面談内容はほぼどこも同じで、
 ・職歴
 ・シンガポールに来た理由
 ・希望の求人内容/給料/勤務開始可能時期
 ・現在の就職活動の状況
 ・質疑
についてです。

面談は基本的に日本人担当者とありましたが、1社だけ担当者は全てシンガポール人の会社もありました。
この時は、面談、候補の会社説明(3社)等を2時間ほどずっと英語でしたので話を聞き取れない部分もあり疲れました…

また、登録した7社うちの3社は英語のテストがありました。転職活動の後半になるとテストがあるかと予想して訪問できるようになっていましたが、一番最初に英語のテストがあったときは全く準備をしていかなかったので、さんざんな結果になってしまいました…

テスト内容
 1.日本人担当者に自己紹介と職歴を英語で説明
 2.シンガポール人担当社に職歴について説明と質問への回答
 3.筆記試験(ライティング)
 

面談時に何社かは、履歴書等以外にも個人情報等の記入を求められましたが、1社だけ転職サポートの条件に「入社後、1ヶ月以内に会社を辞めた場合、転職エージェントに給料の80%を支払う」(正確な数字は忘れてしまいました。)と書かれていて驚きました。。。

さすがに1ヶ月で辞める事は無いと思いますが、「この条件は承諾できない」と伝えたところ「この条件はシンガポール人だけに適用される条件」とのこと…
シンガポール人は短期間で転職してしまうので、この条件に加えているようです。

面談したタイミングで、大体2~5社の企業候補を紹介してもらえます。

良い求人があれば、その場で申し込めば良いと思いますが、私の場合は一度も良い求人に当たりませんでしたので、持ち帰って検討しますというパターンばかりでした。

面談後の求人紹介

どの会社も、「希望にマッチする求人があれば都度連絡します」と言ってくれますが、期待するほど連絡はもらえませんでした。

私の経歴や期待給与が、それほど魅力的なものでは無かったからかもしれませんが..

もう1つ考えられる点として、どの担当者も1人で何十人かの求職者を抱えているはずで、記憶に残っていないとマッチする求人があっても連絡もらえないと思い、1ヶ月ほど連絡がもらえ無いときは「転職活動は続けていますので、マッチする求人があれば紹介をお願いします」とリマインダーメールを送っていました!