海外でも利用可能!日本版 Amazon Echoを海外(シンガポール)で利用してみた感想

休日に家にいる時は音楽をよく流しているのですが、パソコンの音もいまいちなのでスピーカーが欲しいと思っていた時に、スマートスピーカーというものを知りました。

日本版のAmazon Echoを買って、海外(シンガポール)でも問題なく利用できるか試してみました。

Amazon Echoとは

Amazonが発売しているスマートスピーカーで、音楽を流すだけでなく、スキルと呼ばれる機能を増やしていくことで、買物、学習、乗り換え案内などの色んなサービスを追加して楽しめます。

スマートスピーカーとして有名なのは、Amazon EchoGoogle Homeの2つだと思いますが、私はAmazon Primeの会員だったのでAmazon Prime Musicを直ぐに追加料金無しで聴けるというメリットからAmazon Echoを選びました。

Amazon Echoの購入

本などは日本のAmazonで購入してシンガポールに発送してもらうこともありましたが、残念ながらAmazon Echoは配達してくれません。
↓のように表示されます。

>>シンガポールから日本のAmazonで書籍を注文したら2日で届いた!

そこで、Amazon Echoは日本のAmazonで購入して実家へ配送してもらい、日本へ一時帰国した際にシンガポールに持って来ました。

 

Amazon Echoの設定

海外でのAmazon Echoの設定は、公式Webサイトにも載っている手順で問題無くできましたが、1点だけ気をつけなければならないのがAmazonの居住国設定です。

居住国設定の変更

最初にAmazon Echoを設定した時には、Amazon Primeの契約をしているのにPrime Musicが選択肢に表示されませんでした。

調べてみるとAmazonアカウントの居住国の設定が影響しているようでした。

>>Amazon ヘルプ

居住国をシンガポールに設定した記憶はないのですが、「シンガポール」が設定されていたので「日本」へ変更しました。
以前、シンガポールに本を配送してもらった時に、変わってしまったのかもしれません。

【変更前】

【変更後】

居住国を日本に変更すると、ちゃんとPrime Musicも選択できるように画面に表示されました。

Amazon Echoを海外で利用した際の問題

海外住所の判別が正しく行われない

Amazon Echoのデバイス所在地(前述のAmazonのアカウント設定とは別)はシンガポールの自宅にしているのですが、「天気教えて」と言うとシンガポールの自分が住んでいるエリアと異なるエリアの天気情報になってしまいます。

おそらく設定している海外の郵便番号/住所から場所を判別できず、国設定から国レベルだけ判断できているのではないかと思います。

シンガポールは小さい国なので場所が違っても天気予報に大きな影響はありませんが少し気になります。
(そもそも天気は年中ほぼ一緒なので、天気予報を聞く必要も無い。。。)

IPアドレスで場所を判別されるスキルは利用できない

例えば日本のラジオを聴けるRadikoは、
「今いるエリアではRadikoを利用できません」
と言われ、聴くことができません。

これはデバイス所在地を日本に変えても同様でしたので、住所はIPアドレスから判別していると思われます。
残念ながら、このようにIPアドレスから利用場所を判別するスキルは海外から利用できません。

Amazon Echoを利用した感想

上述した問題はありますが、音楽やニュースを聴くといった普段使いには全く問題ありません。

「Alexa 音楽かけて」と喋るだけで、Prime Musicから適当なプレイリストを流してくれるので非常に便利です。音も想像していた以上に良い音でパソコンのスピーカーとは比べものになりません。

また、海外に住んでいると日本の情勢にうとくなりますが、毎朝、会社へ行く準備をしながら日本のニュースを聞くこともできます。

まとめ

日本版のAmazon Echoを購入して海外(シンガポール)で利用してみました。
住所に関連した機能の一部に問題がありますが、音楽を聴くといった主要な役割は十分に果たしてくれています