シンガポールへ入国時には、なんとタバコの持ち込みに対して1本から課税されます!
今回、日本へ一時帰国した際に、日本で買ったタバコをシンガポールに持ち込み、空港の税関で税金を支払いました。
日本でタバコを購入してシンガポールへ
タバコは、シンガポールに戻ってくる際に日本の空港の出国審査の後にある免税エリアで購入しました。
1カートン3,000円で2カートン購入です。
シンガポールでは、2カートンより多いタバコを持ち込む場合は輸入許可書が必要になるようです。
そのため、現実的に個人が持ち込むのは2カートン/人までになりそうです。
(タバコ1本、1gと考えた場合)
タバコの税金はいくら?
海外ではタバコの免税範囲がある国が多いですが、シンガポールの場合はタバコの免税は無しと税関のホームページにしっかり記載されています。
タバコに課せられる税金は1本当たり38.8セントです。(2017年9月)
2カートン持ち込む場合、200本 ✕ 2カートン ✕ 38.8セント = 155.2SGD(約12,500円)
高い!
2カートン6,000円で購入したのに、税金はその2倍以上!!
2018年2月19日から課税額が10%値上がりして、1本当たり42.7セントになりました。
2カートンだと、200本 ✕ 2カートン ✕ 42.7セント = 170.8SGD(約13,700円)
税関でタバコの税金を支払い
チャンギ国際空港に到着し、まずは預入荷物を受取ります。
そして、空港の一般エリアへ出る前に税金の支払いが必要になります。
なんと、預入荷物が流れるベルトコンベアの近くにTax Payment Kioskなるものが。
さすがシンガポール。税金の支払いも機械でできるとは進んでる!!
と思ってトライしてみたものの、タバコの数の入力が正しくないのか想定している税金より格段に安い金額が表示されます。
間違っていて後で追徴課税のようになるのも怖いので、窓口で税金を支払うことにしました。
ちなみに、今年(2017年)の10月以降は、このキオスク機械は使えずスマホのアプリで支払うことになるそうです。
本当にシンガポールは、積極的に新しい技術を取り入れますね。
すぐ近くにある税関へ訪れると、タバコを提示してパスポートを出すだけで手続きをしてくれました。
書類の記入も不要で、係の人がパソコンで何か入力して5分程度で簡単に終わりました。
支払いは、NETSかクレジットカード(VISA, MASTER)でも支払い可能。
日本だったら絶対、現金のみしか受け付けてくれないはず…
そして、レシートをもらい終了。
15.62SGD(約1,300円)足されていましたが、銘柄毎に追加費用があるのでしょうか??
この金額は後でレシートを見た時に気づいたので、税関で確認出来ませんでした…
税関の人は凄くフレンドリーで親切でした。
過去に、シンガポールのビザの手続きに行った時の窓口の人も親切だったし、シンガポールは役人の人は親切です。
そして、空港の手荷物受取りのゾーンから出るときは、緑の出口(Nothing To Declare)を出れば良いとのこと。
出るときに係員に何か聞かれたらレシートを提示するようです。
罰金
違反した時の罰金は、初回は1箱当たり200SGD(約16,000円)とWebサイトに記載されています。
2カートン持ち込みで申告しなかった場合は、
20箱 ✕ 200SGD = 4,000SGD(約320,000円)
恐ろしいですね…
まとめ
シンガポール入国する際は、タバコ1本から税金を払う必要があります。
見つかったら高額な罰金を科せられるので、忘れないように空港(手荷物受取りゾーン)を出る前に支払いましょう!!
正しい情報を確認するように努めましたが、当記事に間違いが含まれている可能性もあります。
タバコを持ち込む方は、最新の情報をご確認ください。
https://www.customs.gov.sg/