シンガポールでパスポート更新の方法

パスポートの期限が近くなってきましたので、パスポートの更新をしてきました。
シンガポールでは、日本大使館でパスポートの更新手続きができます。

シンガポールでのパスポートの更新

パスポート更新費用

パスポートの更新費用は、12歳を超えていれば10年用で195SGD(約15,600)円の費用がかかります。
費用は毎年、為替の状況で見直しているようなので、シンガポールでも日本でも費用はほとんど変わりません。
2019年度の場合、1SGD = 82.2円(2019年4月1日)の金額で比較してみると、確かにほぼ同じ金額となっています。

  費用(シンガポール) 費用(東京)
10年用 195SGD(約16,029円) 16,000円
5年用 134SGD(約11,014円) 1,1000円
12才未満 73SGD(約6,000円) 6,000円

申請時の持ち物

パスポート更新の場合の持ち物は、

  1. 発給申請書(大使館に置いてあるので持参不要)
  2. 現在のパスポート
  3. 写真1枚(4.5cm*3.5cm)
  4. 手数料(受取り時に必要)
  5. 旅券返納留保願書(申請中に現在のパスポートが必要な場合)

となっています。

申請中にも現在のパスポートが必要等の事情がなければ、申請時には、
・現在のパスポート
・写真1枚
だけを持って行けば大丈夫です。

写真については、外務省のWepサイトに詳細な要件が記載されています。

ちなみに、私は街中にある証明写真機で撮っていきましたが問題無く申請できました。

参考記事:シンガポールにもある証明写真機 「ID Photo Booth」

パスポート更新の手続き期間

パスポート申請から、申請した日付を含めて4日営業日で新しいパスポートを受取ることができます。
例えば水曜日に申請すると、土日以外の大使館の休みが無ければ、翌月曜日には受け取れます。

日本だと申請してから受取りまで6日を要するようなので、シンガポールで更新した方が早いですね。

また、受付時間は、
(午前)8:30 から 12:00
(午後)1:30 から 4:00
となっており、「申請は午前・午後の受付時間終了の30分前までに行っていただきますようご協力願います。」と記載されています。

参考:大使館の休館日

実際の申請手続き

まずは、前述した持ち物を持ってシンガポールの日本大使館へ訪れます。
日本大使館は、オーチャードの近くにありますが、オーチャード駅から歩くと結構な距離(約1.2km)があります。

以前、歩いて訪れたことがありますが、汗だくになりましたので、TaxiかGrabを使ったほうが楽だと思います。

日本大使館
住所:16 NASSIM ROAD SINGAPORE 258390
電話:+65 6235-8855

大使館の入り口には、ガードマンがいますので訪問理由を伝えて、パスポートかEPなどの身分証明書を提示すれば入館できます。

入り口から真っ直ぐ進めば、つきあたりにパスポート申請手続きをする部屋があります。
左手にも部屋はありますが、そちらはVISA申請用の部屋となっています。

部屋に入れば、申請書があるので記入例に従って記入し、受付ボタンで番号札を受取り申請を待つだけです。

申請して問題なければ、数分で確認が終わり、受取り日付が書かれた「旅券引換書」をもらえます。

パスポートの受取り

4営業日たった後に、パスポートの受取りができますが、受取りには本人が行く必要があります。
そして、手数料はNETSやクレジットカードでは支払えません。現金で支払う必要があるので、釣銭が無いようにぴったりの金額をに持っていきましょう。

パスポート更新後

パスポートを更新すると、パスポート番号も変わってしまうので、シンガポール側にも申請が必要となります。

これは、働いている会社でアドミンの人に渡せば変更申請手続きをしてくれるはずです。
なお、空港の自動入出国ゲートへ新しい情報が反映されるのに数日かかるので、直ぐに他国へ行く必要がある場合は、パスポートの変更申請をしている申請書を持って、有人の入出国審査ゲートへ行く必要があるようです。