行く前に知っておきたいシンガポール旅行の注意点とTIPS

シンガポールに出張や旅行で来る人に、シンガポールについて色々アドバイスをすることもあります。
自分の備忘録も兼ねて、思いつくままに簡単に一覧にまとめてみました。

シンガポール全般

シンガポールは小さい

シンガポールが東京23区程度しかない小さい国なのは有名ですが、日本人が観光で行く場所はさらに限られます。
ナイトサファリ、動物園を除けば、ほぼ島の中心部だけで完結できます。
チャンギ空港から中心地のオーチャードが、約20kmの距離感です。

日本との時差は1時間

日本とシンガポールの時差は1時間。
日本の方が早いので、日本が午前10時だと、シンガポールは午前9時です。

シンガポールの通貨はシンガポールドル (SGD, S$)

シンガポールのお金は、シンガポールドルです。
今は少し円高ですが、1シンガポールドル = 80円と考えて、表示金額に80をかけると日本円換算となります。

電源プラグの形/電圧は日本と違う

シンガポールのコンセントの形状は、BFタイプ呼ばれる3本ピンがある形状です。そのため、日本の電源コンセントは、そのまま利用できません。変換プラグを買ってくる必要があります。

また、電圧も230Vと日本の100Vとは異なりますので、日本の100Vのみの対応の電化製品は利用できません。

どこでも英語が通じる

シンガポールは公用語が4種類ありますが、観光で訪れる場所やタクシーの運転手であれば英語は喋れるので問題ありません。

ただし、英語はイギリス系

シンガポールの英語はイギリス系なので、たまに街で英語を見ても、アメリカ英語を習っている日本人からしたら違和感のある単語を見かけるかもしれません。

イギリス英語 → アメリカ英語
 colour → color
   centre  → center
   checque  → check

トイレはキレイ

シンガポールは、トイレ掃除の頻度も多いようでキレイに保たれています。
外出してトイレに困ったら、ショッピングモールを探しましょう。シンガポールにショッピングモールは多くあります。
紙の補充も良くされており、トイレットペーパーが無いということはほぼありません。

トイレットペーパーは便器に流してOK

東南アジアの国といえど、シンガポールの住居環境は発展しているので、トイレットペーパーは日本と同じように便器に流せます。

水道水は飲める

日本と同様にシンガポールの水道水は飲むことができます。私は毎日飲んでいます。
ただし、ニューウオーターと言われる下水の再利用水が含まれるので、気になる人は止めたほうがいいかもしれません。

持ち物編

上着は必須

シンガポールは年中暑い国ですが、レストランの中、タクシーの中、どこもクーラーが強くて非常に寒いです。
長袖の上着は必須です。

タバコは全て課税

タバコに対する免税は無く、全ての持ち込みタバコに課税されます。持ち込む場合は、シンガポール到着時に税金を支払いましょう。
参考記事:シンガポールへのタバコの持ち込みは税金が必要!申告して支払いました(2018年に値上げ有り)

持ち込み禁止品も多い

シンガポールでは、持ち込みで規制されている品も多いので、持ち物に入ってしまわないように気をつけましょう。
有名なところでは、下記2品です。

  • チューイングガム
  • 電子タバコ

参考:シンガポール税関

お酒の持ち込み

シンガポールは、お酒が高いのでシンガポール在住者からお酒を買ってきてくれと言われることが多いと思いますが、免税範囲があるので気をつけましょう。そもそも、免税は個人利用に限られていますが。。。

下記が税関のWebサイトに記載されているアルコール飲料の免税範囲です。(2019年8月時点)
以前は、合計3Lだった記憶がありますが、制限が2Lまでに厳しくなったようです。

アルコール飲料持ち込み範囲
  • 18歳以上
  • シンガポール到着前に48時間以上、シンガポール国外で過ごしている
  • マレーシアからの到着では無い 
  • 個人の消費用
  • 禁止されたアルコール飲料では無い

参考:シンガポール税関

SIMロックが解除されたスマホ

シンガポールでは、SIMカードを簡単に入手することができます。観光中もインターネットが使える使えないでは利便性が大違いです。
SIMロックが解除されたスマホを日本から持ってきて、空港なのでSIMカードを購入すれば設定までしてくれます。

SIMロック解除が面倒だったり、複数人で共同でもよければWifiルーターをレンタルして行く手もあります。(電源タップ変換器が付いており便利)
参考Webサイト>>GLOBAL WiFi

食事編

料金の++は、サービス料金、税金込み

のように、メニューに++という記号がついている事があります。これは、追加でサービス料(10%)、税金(7%)が掛かるといういう意味です。
この場合、50 SGD ✕ サービス料(10%)✕ 税金(7%)= 58.85 SGD と約18%程度上乗せされます。

注文前に先に席を確保する

カフェやホーカーなど、料理/飲み物をカウンターで注文しなければいけないお店では、先に席を確保する必要があります。
空いている席を見つけたら、ティッシュなどをテーブルの上に置いて席をキープしましょう。
シンガポールは、比較的安全な国ですが、スマホや財布での場所取りはやめた方がよいです!

注文時に「あぁ?」と言われても気にしない

ちゃんとしたホテルやレストランのスタッフは別ですが、一般的に利用するお店の店員は、日本ほど親切で丁寧ではありません。
メニューを伝えても、分からない場合は、”あぁ”という声で聞き返してきます。でも、これは普通なので気を悪くしないようにしましょう。

チップは不要

海外へ行くと、チップは必要か不要か良く迷いますが、シンガポールでは基本的にはチップをあげる必要はありません。私もシンガポールでチップを払った事は一度もありません。

食べ残しを持ち帰りできる店も多い

多くのお店で、食べられなかった食事は持ち帰りができます。食べ残りは持ち帰りたいと伝えると、パックに入れてくれます。
ただし、お店によっては、0.5SGD(40円)~1SGD(80円)の持帰り料金がかかります。

アルコール飲料は高い

有名な話ですが、シンガポールではアルコール飲料が高いです。
ビールを日本感覚で飲んでいると、お会計の時に目が覚める金額になってしまいます。
ちょっとしたレストランで、1パイントで12SGD++で、約1,150円程度になってしまいます。

アルコール飲料は午後10:30 – 午前 7:00 まで小売り店で購入不可

アルコール飲料は、公共の場所で午後10:30 – 午前 7:00飲むことが禁止されています。さらに、コンビニエンスストアなどのお店では、この時間帯は購入できません。夜中にシンガポールに到着して、セブンイレブンでビールを買おうとしても鍵が掛かっています。

お会計はテーブル会計

シンガポールで席に案内されるようなレストランでは、食事後にレジでは無く、テーブルでお会計をするお店も多いです。
他のお客さんの動きを見ていれば、どちらのタイプのお店か分かります。

有名店に行くには事前予約

シンガポールで有名なお店に行く予定もあると思いますが、有名店は事前予約がお勧めです。
多くのお店では、Webサイトから予約できるようになっていますし、日本語で予約の出来るサービスもあります。

参考Webサイト:グルヤク(海外レストラン予約サイト)

シンガポール内での移動

移動はGrab/Taxiで

シンガポールは、公共交通機関が発達しており、電車(MRT)/バスを利用すれば便利ですし、料金も安いです。
ただし、慣れていないと、ホームが分からなかったり、乗り換えに時間を使ってしまいます。さらに、駅から目的の場所へ歩くと汗だくになります。
Grab/Taxiも日本より料金は相当安いので、罪悪感を感じずにどんどん使ってしましましょう。

参考記事:シンガポール観光で移動方法は何を使うか!(MRT、バス、タクシー、Grab)

駅のホーム、電車/バス内では飲食禁止

暑い国なので、ホームや乗り物内で冷たい飲み物を飲みたくなりますが禁止されています。罰金を決められていますので、ホームに入る前に水を飲んでしまいましょう。

参考記事:便利なシンガポールの電車(MRT)。日本との違いは?

駅のトイレは改札外

日本だと駅のトイレは改札内に多くありますが、シンガポールでは改札外に設置されていることが多いです。
今までのところ、改札内のトイレは見たことが無いです。
公共のトイレでも、比較的キレイですが、余裕があれば近くのショッピングモールを探すのがいいです。

住所検索は郵便番号だけで可能

シンガポールでは、建物毎に6桁の郵便番号が決まっています。
Google Mapで検索する際にも、住所の入力は不要です。郵便番号を入力するだけで目的地が分かります。

バスを利用する時は手で合図

バス停には、非常に沢山のバスのルートがありますので、目的のバスが来た時には手で乗るよと合図をして停めてもらいましょう。シンガポールの人は、手を低い位置で振って停まるように合図しています。
初めてバスに乗るときに、合図をしなかったのでスルーされて驚きました。

その他

参考記事>>初めての海外旅行におすすめの国 シンガポール!7つの理由