【2018年版】シンガポール StarHubのプリペイドSIMの購入と設定方法

シンガポールでは、StarHubのプリペイドSIMを使ってスマホで電話やインターネットを利用しています。
どの通信会社のどのSIMが良いのか迷ったり、SIMの設定方法や使い方を色々調べたりと試行錯誤しましたので設定手順などの情報をまとめてみました

シンガポールでのSIMの選択

通信会社

シンガポールには、
 ・Sigtel
 ・StarHub
 ・M1
と3社のモバイル通信会社があります。
ほかにCircles.LifeというMVNO(M1のネットワークを利用)があるようですが、上記3社がメインになると思います。

分かり安くいうと勝手なイメージですが、日本の大手3社の携帯電話会社に対して
 Sigtel(最大手) = Docomo
 StarHub (ケーブルTV)= KDDI
 M1 (3番手)= Softbank
的な位置づけと思っています。

シンガポールでSIMを購入するにあたり、どの通信会社にするか迷いました。

ただ、きっと競合しておりサービス、料金などはどの会社を選んでもほぼ変わらないと思い、結局、家のインターネット契約をしたStarHubを身近に感じていましたし、StarHubはデータプランを海外でも利用できるようでしたのでStarHubを選びました。

ネットワークのカバー範囲

シンガポールは東京23区くらいのサイズしかない国なので、どの通信会社でも大差ないだろうとSIM購入時には気にもしてませんでした。
調べてみると通信会社により少々異なっていました。

OpenSignalというWebサイトから、Sigtel, StarHub, M1の通信可能範囲が分かります。

見比べてみると、Sigtelのカバー範囲が一番広いようです。(さすがシンガポールのドコモ!)
あとは、StarHubとM1は同程度のように見えます。

ただし、つながらないのはシンガポールの端っこの方や中央の湿地帯で、ほぼ訪れることは無いような場所です。
中心地やオフィス街など、訪れることが多い場所はどの通信会社でも網羅しています。

ということで、SIMを選ぶときにそんなに深くネットワークのカバー範囲は気にしなくて良さそうです。

ちなみに、少し古い記事ですがネットワークのカバー範囲、通信の強さともに
 Sigtel > StarHub > M1
の順と書かれています。

参考:Singtel vs M1 vs StarHub: how the telcos’ coverage fare across Singapore

SIMカードの種類

通信会社の次はSIMの種類を選ぶ必要があります。
SIMカードは、プリペイド(事前払い)とポストペイド(事後払い)の形式があります。

ざっくり分けると
 プリペイド:最初にお金をチャージして、チャージしたお金を消費して電話やインターネットをする
 ポストペイド:契約を結び、月単位で決まった金額を支払い電話やインターネットをする

それぞれに、メリット、デメリットがありますが、私はプリペイドにしました
理由は

  • 利用期間の契約不要
  • 電話やインターネットの利用は多くない
  • 海外で使えるHappy Roamというサービスがある

です。

ただ、ポストペイド形式だと日本と同じようにスマホ端末を安く買えるプランもあるようなので、シンガポールでの生活状況に応じてポストペイドへの変更も検討したいと思っています。

購入したSIMカード

いろいろ考えましたが、StarHubのポストペイドSIMを購入しました。

1番の理由は、Happy Roamという海外データローミングサービスです。
このサービスは
 ・対象国でSIMカードをそのまま使える
 ・シンガポールのデータプラン(レート)がそのまま適用できる
と素晴らしいです。

これが本当に利用できるなら、日本に一時帰国した時も、わざわざ日本の短期間用SIMカードを購入して入れ替えたりする手間が省けて非常に便利です!

という感じで、このサービスを試してみたいという思いもありStarHubにしてみました。
#海外ローミングサービスは他の2社(Sigtel, M1)でも有るようですが詳細は不明です。時間があるときに調べてみようと思います。

StarHub プリペイドSIMカードの購入

最初はStarHubの店舗へ行ってみたのですが、店頭ではプリペイドカードの販売はやめてしまったとのことで、セブンイレブン等で購入してくれと言われました。

ということでセブンイレブンへ行き、カウンターで「StarHub Prepaid SIM, Please」程度の簡単な英語を伝えれば売ってくれました。日本ではSIMカードを購入する際にサイズに気を付ける必要がありますが、シンガポールでは各サイズに分離できる形状(3-in-1 SIM)になっており、購入時にサイズを気にする必要はありません。

これは非常に便利!
日本のSIMの是非この形状に!!

購入時にはパスポートを求められるので、店員へ渡すとレジにあるPOSでパスポートをスキャンします。そして、購入するSIMカードの裏面もスキャンしていました。

購入手続きはこれだけです。
特に何か書類を書いたりする必要もなく、簡単にプリペイドSIMカードは購入できました。

購入時に、なにも聞かれず↑のSIMカードが出てきたので、セブンイレブンでは15 SGD(約1,200円)のプリペイドカードのみを扱っているようでした。

SIMカードの初期設定

購入したプリペイドSIMカードをスマホに挿入するとAPNの設定画面が自動で表示されます。
StarHubのPrepaid(SH Data Prepaid)を選びます。

これだけで、SIMカードを利用できるようになっているはずです。

2017年時には、特定の番号に電話してSIMの有効化が必要でしたが、2018年9月時点では不要になっていました。取り扱い説明書からも消えていました。
 

ちなみに、自分の電話番号はというと、購入したSIMカードのパッケージの裏側に記載されている8桁の番号です。

現在、チャージされている金額やデータプランは、
・番号入力
・アプリ
の2種類からできます。
アプリからの方が見やすいのでお勧めです。

チャージ内容の確認(番号入力から)

電話をかける画面で、*123*1# を入力しCallボタンを押すと↓のWindowが現れます。
1を入力して「送信」ボタンを押します。

新しい画面が表示されて、チャージされている金額などが分かります。
15SGDでSIMカードを購入しましたが、18SGDがチャージされていました。
 Mobile:(自分の電話番号)
 Main Balance :(チャージされている金額)
 Card Expiry:(有効期限)

今度はデータ容量を確認するため、再度、電話をかける画面から *123*1# を入力してCallします。
そして3を入力して「送信」ボタンを押します。

新しい画面が表示され、データ容量は約15GBあることが分かります。

補足
上記の画像は2017年のものを利用していますが、メニューはほぼ変わっていないはずです。
ただし、初期でチャージされている金額やデータ量は時期によって変わるようです。

チャージ内容の確認(アプリから)

2018年9月に購入したStarHubのPrepaid SIMカードの初期状態は下記の画像のようになっています。

残念ながら、初期のデータ量は1.2GBしかありません。
(説明書によると、翌月から5ヶ月間、毎月200Mbpsが付与されるようです)
去年買った時には、5日間という制限がありましたが15GBが初期から使えるようになっていっていました。

補足
初期購入時に付与されている1.2GBは、画像にあるように「LOCAL DATA」と記載されており、シンガポール国内でしか利用できないようです。
海外でも利用したい場合は、こちらの記事を参考に追加のDATA PLANを購入してください。
 

通信速度を計測してみると26Mbpsも出ていました。このスピードならストレスなくインターネットをできます。

まとめ

シンガポールではStarhubのプリペイドSIMを利用しています。

購入はコンビニでパスポートを提示するだけで、特別な書類や手続きも不要で非常にお手軽にでき、スマホにSIMカードをセットすればすぐに利用開始できます。

 

StarHub関連の記事

 

■シンガポールでの通信会社/SIMの種類についてとStarHubのプリペイドSIMの購入と初期設定の方法
>>【2018年版】結局どのSIMを買うか?StarHubのプリペイドSIMの購入と設定方法 ←当記事

■Starhubのプリペイドカードを管理するためのアプリのインストールと使用方法
>>お手軽にStarHubのSIMを利用。アプリのインストールと使用方法

■Starhubのプリペイドカードで、海外でもシンガポールのデータプランのまま利用する方法
>>便利!StarHubのプリペイドSIMならシンガポール国外でもインターネット利用可能